UMAの初ワークショップが無事に終了しました!
今回は3人のアーティストにご参加いただき、
作品を見せて頂いたり、
自身の創作について話していただいたりしました。
その中のひとり、レイさんは、なんと現役の企業戦士!
絵を描き始めたのはつい最近。
社会の一員として働くことに、常々疑問を持っていたそうです。
「会社で働いて、評価されて、対価をもらうことが
非常に窮屈に感じる。」
それは自分の力で生きていない。
すべての人が自分の力だけで生き、その能力を評価されて対価をもらう。
そんな社会の仕組みにしたい、と考えているそう。
一言でいえば、「自由への欲望」。
誰しも一度は感じたことのある、社会に帰属することの窮屈さ。
自由になりたいと願う心。
そんなメッセージを込めた作品作りをしているそうです。
実際に作品を見せていただききました!
レイさんにとって、自由の象徴は「自然」なのだそう。
都会にいながら、自然を思う。
お仕事で上京されているかたには、
なんとも言えず郷愁を思い起こされるのではないでしょうか。
はじめてお会いした時、
スタッフが「これは・・・いい絵だねぇ」と感動していました。
いわゆるアカデミックで整ったものではないぶん、
タッチや色使いが素直、かつ直感的。
野球でいえば、デッドボールすれすれのストレート。
「私はこうしたいの!」
と、爆発するような感性をぶつけた作品たちでした。
続いてのアーティストは・・・
UMAスタッフの紹介で参加したえみこさん。
子どもたち、特に障がいを抱えた子どもたちと、その保護者さんも一緒に、
コミュニケーションをとりながら表現を楽しみたいということです。
きゃしゃでおだやかな印象を受けますが、行動力は人一倍!
様々なところに出かけては、新しい出会いを探しているようです。
現在は心理学の勉強をされているそうです。
グループ展でのワークショップにて・・・
丸くて回るキャンバス 制作に没頭するえみこさん
こちらは出展者として携わった展示会の写真。
そこでの出来事を、えみこさんはとても楽しそうに語ってくれました。
回転させることの出来る丸いキャンバスに、
参加者と一緒にペイントしたそうです。
とある来場者のお子さんは、
とても長い時間絵を描き続け、
何度もキャンパスをくるくる回したのだとか。
そこには健常者も障がい者もなく、表現活動を楽しむ人々の笑顔がありました。
ワークショップでは、表現にまつわるお話を相互にしてもらったり、社会発信のための方法を話しあったりと、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。気づけばあっというまに予定時間となり、みなさんとはお別れ…
今後一層のご活躍を、
UMA一同祈念しております!
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